アドビライセンスプログラム(TLP)をCS3からCS5.5にアップグレード(まえがき)

年末年始にアドビライセンスプログラム(TLP)をCS3からCS5.5にアップグレードしました。
私の使用用途だとCS3でも十分ですが、「開発環境を一新した」ことや「Adobe Creative製品のアップグレードポリシー改定」もアップグレードの大きな要因の一つとなりました。

ライセンス(Web Premium CS3)導入時は認識が甘い部分もあったので、アップグレードを機に改めてまとめてみます。

アップグレードポリシー

2011年11月にAdobe Creative製品のアップグレードポリシーが改定されました。

今回の改定により、次期バージョンのAdobe Creative Suite、および各CS関連製品のアップグレード対象は、それぞれ過去主要1バージョンまでとなり、それ以前のバージョンをお持ちのお客様は、アップグレード対象外となります。2バージョン以前の製品をお持ちのお客様が、最新版をお求めの際は、通常の製品版をご購入いただくか、Adobe Creative Cloudを選択いただくことになります。

さらにこの記事を執筆中にアップグレードポリシーが変更されました。

CS3 ならびにCS4 ユーザー様用CS6 アップグレード版を、CS6 のリリース時点から、2012年12 月31 日まで提供いたします。なお、2013 年1 月1 日以降は、CS5 またはCS5.5 をお持ちのお客様のみ、アップグレード価格でCS6 製品をご購入いただけるようになります。

Adobe – 次期バージョンからのアップグレードポリシー変更について

Twitter上などでも話題になってますね。

雑感

既に過去形ですが、私もCS3ユーザーだったので「2012年12月31日までアップグレード可能」でした。
ただ2011年当初からの予定として「2011~2012年の年末年始中に開発環境を一新する」ことは決めていたので、予算確保などもしていた訳です。

またCS6発売を待ってしまうと、今度はMacの新製品発売の時期が近づいてくるので、私の性格的に買い替えのタイミングを逃しそうです。

概ね「アップグレードポリシー変更」について不満はありませんが、マーケティングとしては「?」がついてもおかしくなさそうです。ユーザーが安心して購入・アップグレードできないでしょうし、買い控えにも繋がるのではないでしょうか。
実際、駆け込みでCS5.5にアップグレードした方は「涙目」的な状態でしょうし、逆に「助かった」と感じる方もいるでしょう。

今のところ「Adobe Creative Cloud」の導入予定はありませんが、CS製品その他も含めてAdobeの今後の動向に注目していきたいです。

CS5.5にアップグレードした際の要点などについては、次回に続きます。