Coda + Subversionの濁点問題を解決する方法
MacでSubversionでのバージョン管理をしていると、濁点(゛)や半濁点(゜)の使用時に日本語ファイル名やコミット時のコメントが文字分解を起こしておかしくなります。
いわゆるUTF-8-MAC問題というもので、「Unicodeの正規化が正常にできていない」のが原因らしい。
Coda使用時の解決方法になりますが、備忘録的メモを共有してみます。
コミットコメント
~/.subversion/configのエンコードを「log-encoding = UTF-8-mac」に変更します。
※configの72行目あたり。
### Set log-encoding to the default encoding for log messages
log-encoding = UTF-8-mac
「log-encoding = UTF-8」に変更って解説をどこかで見た気がしますが、Codaの場合は「UTF-8-mac」じゃないと解決しないようです。
日本語ファイル名
1. HomebrewでSubversionをインストール
まずはUTF-8-MAC問題のパッチが適用されたSubversionをインストールします。
brew install subversion --unicode-path
2. Codaの環境設定
環境設定→ファイルの「Subversion ツールパス」を先程インストールしたSubversionのものに変更します。
※デフォルトは「/usr/bin/svn」となっていると思います。
画像ではパスが途中で切れてますが、以下のように変更しています。
/usr/local/Cellar/subversion/1.6.16/bin/svn
パスにSubversionのバージョン「1.6.16」が含まれているので、適宜変更する必要がありそうです。
update ‐
「/usr/local/bin/svn」で大丈夫そうでした。キャプチャー画像はCoda 1のままです。
「Subversion ツールパス」については、Codaのヘルプ(ソース管理機能でファイルを管理する→ソース管理オプションを変更する)も参照してみてください。